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彼女と出会ったのは、真夏の午後。
FANZA
汗ばむ制服に、白く透き通るような肌。
ビーチの人混みを避け、俺がぼんやりと海の家でジュースを飲んでいると、
ふいに視線を送ってきたのは、明らかに年齢不相応な露出をした‘あの子’だった。
「パパ活って、してますか?」
そう言ってきた彼女に、俺は無言で財布を見せた。
──あとは、いつもの流れ。
ルールはひとつ、「絶対にゴムだけはつけてね!」
なのに──気づけば俺は、外していた。
ぬるぬると熱く、きつく絡みつく彼女の中に、我慢なんてできるわけがなかった。
「ちょ…ダメ、つけてって言ったのに…っ」
泣いた顔で俺を責めるその表情が、たまらなかった。
俺はデブでキモく、お金と性欲だけが取り柄のクズだ。
でも、それをわかっていながら彼女は、次の日もまた、海の家にやってきた。
──これは、‘パパ活’という言葉で濁された、欲望と現実の記録。
そして、夏の終わりまで続いた、背徳の交わりのはじまりだった。